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【コラム】私が認知症介護に拘る理由は認知症になるのが怖いからです。

 
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自分がもし認知症になったら・・・

いや、もしではなく、絶対になるとしたら・・・

いつも読んで頂いてありがとうございます。

認知症の方とのかかわりが多くなればなるだけ、認知症に対して恐怖を感じるseiichiです。

今日はちょっとだけ思考をかえて、コラム的なものを書いてみます。

その1回目は、私が認知症介護に拘り、真剣に向き合っている理由です。

 

認知症介護指導者の役割

私は、長崎県認知症介護指導者として、日々認知症の方のケアの方法について様々なところで、勉強会の講師や、直接現場でのケア方法の解説、業務改善の提案などを行っています。

今は、ケアマネの仕事しながら、認知症の方を在宅で介護する家族の負担が少しでも軽くなるように、自宅での支援の仕方などをお伝えしています。

その認知症介護指導者の役割の中には、認知症という症状がどのような症状が出て、どのようになっていくのかをお伝えすることもあります。

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その事を伝えれば伝えるだけ、認知症の方の恐怖を感じてしまいます。

 

認知症になったら全てが変わってしまう恐怖

「認知症になってもなにも変わらない」

「認知症になっても今まで通りの生活が出来る」

「認知症というフィルターを外してその方をとらえよう」

「認知症のなっても1人の人間として接して行こう」

などと、伝えてきました。

しかし、本当にそうでしょうか?

認知症の方が、認知症になる前となんら変わらない生活をしているでしょうか?

軽度の時はそれも可能ですが、進行してくるとどうでしょう?

今までの変わらない生活は出来なくなって行きます。

確かに、一人の人間として接することは出来ます。

でも、「認知症というフィルター」を外すことは出来ません。

プロであり専門職の私達ですら「あの人は認知症」という視線で見ています。

ただ、その視線で見ているからこそ、その方を尊重することや、尊厳を守ることを強く意識出来るのです。

そうなのです。

認知症になった時点で、もう普段の生活には戻れないのです。

 

だれもなりたくてなっていない

認知症に限らず、他の病気もそうなのですが、だれも病気になりたくてなっていません。

病識があって進行していく病気と、病識が無くなっていきながら進行していく病気。

あなたはどっちになりたいですか?

私は叶うことなら、どっちにもなりたくないです。

しかし、病気はどんなになりたくなくても、なってしまうのです。

だから私は、認知症の方に冷たく接する介護職員を見ると、「自分が認知症になった時に、そんな態度で接されたらどう思う?」と問い詰めます。

わたしなら

「なりたくなったわけでもないの病気で苦しんでるのに、なぜそんな態度がとれるんだ!」

というと思います。

いえ、言いたくても言えないのです。

言いたくても言えないなんて、本当に苦しいと思います。

 

自分が認知症になると仮説をたてる

私は最近研修なんかの時も言いますが「私は認知症になると思います。」と伝えています。

なるか、ならないかは誰にもわかりません。

しかし、認知症を治すには「老化を止める以外ない」と言われています。

人間の老化を止める事は、現時点では不可能です。

認知症の一番大きな原因が「老化」であるなら、認知症を発症する恐怖からは逃げられないのです。

だったら、自分が将来認知症になることを前提に、色々と準備をした方が良いと考えたのです。

 

認知症になった自分が利用する施設

自分が認知症になった時、可能な限り自分らしく生活できる施設があったらありがたいと思います。

介護に携わる人間として、自分の関わっている介護事業所が、そんな事業所だとすれば、安心してだと思いませんか?

自分が介護に関わっているなら、自分が利用したくなる施設を作ればいいんです!

関連:あなたは今勤めている介護事業所を使いたいと思いますか?

たとえ認知症になっても、自分が安心して利用できる事業所があれば、少しは安心できるのではないでしょうか?

 

まとめ

認知症になると様々な恐怖と戦う事になります。

認知症の中核症状です。

関連:認知症ケアを格段に楽にする中核症状の理解。

この恐怖は、自分一人では解決することが出来ないのです。

必ず誰かの支援が必要になります。

何故なら、認知症は様々なことが出来なくなっていくからです。

 

だから、私が認知症ケアに拘る理由は、

「自分が認知症になって、様々な苦しみと戦いながら生活をすることになっても、安心できる場所を作りたい」

という想いからです。

それは今始めないと何も変わりません。

皆さんも、「自分は介護される側にはならない」ではなく「自分もいつ病気になるか分からない」恐怖をもって、毎日を精一杯生きてみてください。

 

では、Magician of a Word seiichi

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