コミュニケーション技術が劇的に高まる2つの方法

外回りの水分補給で立ち寄った自販機で、飲み物の補充をしていたおばちゃんから 「ありがとう。行ってらっしゃい!」 と言われて、元気が出た! |
こんにちは!いつも読んでくれてありがとうございます。
何気ない一言にウルウルするseiichiです。
仕事でも、プライベートでも、コミュニケーションが苦手って人結構いますよね?
そもそも、何故コミュニケーションが苦手なのでしょうか?
それは、「その人を知らない」からだと思います。
そうです。その人を知ることが出来れば、今までよりもコミュニケーションが楽になるのです。
seiichiが、介護事業所の実習指導をしていた時に気が付いたことを中心に、苦手なコミュニケーションをちょっとでも克服できるように、お伝えして行きます。
カリスマ 人を動かす12の方法: コールドリーディング なぜ、あの人は圧倒的に人を引きつけるのか? (知的生きかた文庫)
コミュニケーション取ってきて!という放置
以前、実習担当をしている時、私はよく実習生に「コミュニケーション取ってきて!」といって、利用者さんのところに行かせてました。
それってよくよく考えると、名前しか知らない人の中に放り込むだけですよね!
その結果・・・
実:こんにちは、良い天気ですね。
利:良い天気だね。 実:暑いですね! 利:暑いね。 実:・・・・・・ 利:・・・・・・ |
ってなります(笑)
そしてそれを見て、実習生はコミュニケーションも取れない!って嘆くのです(笑)
いやいや、コミュニケーションの方法をちゃんと伝えてない、自分を嘆いてくださいって話ですよ!
そもそも、コミュニケーションは技術なのです!ですから、その方法が分かれことで上達するのです!
相手を知ることから始まる技術
皆さんは、知らない誰かと話をするときどうしますか?
唐突に、自分の自己紹介をして、自分の趣味の話をしますか?
まぁ、なかにはそんな人も居ると思いますが、ほとんどの人が「共通点」を探りませんか?
何故、共通点を探るかというと、共通の話題があることで、話を続けることが出来るからです。
例えば、私の場合はバイクが趣味だったりします。
私と会話を続けるならバイクの話題を出すと、バイクについて色々と話が出来ます。
介護サービスなら、その方の「記録」や「情報提供書」があり、その人の事を事前に知ることが出来ます。
そのような書類から、話が出来そうなキーワードを頭に入れて、コミュニケーションに挑むのです。
つまり、
「その人を知らなければコミュニケーションは取れない」
ということです。
実習生の話に戻りますが、利用者とコミュニケーションを取ってもらう為には、まずは、その方の情報を実習生に与えて、コミュニケーションに挑ませることが大切です。
コミュニケーションの方法を知る
コミュニケーションは大きく分けて二種類あります。
- バーバルコミュニケーション(言語的コミュニケーション)
- ノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)
です。
バーバルコミュニケーションは、言葉や文字で行うコミュニケーションですから、みなさんも普段から行っていると思います。
どちらかというとこっちに依存しているのではないでしょうか?
次に、ノンバーバルコミュニケーションですが、これは、身振り手振りや目線、声のトーンなどです。
実は、普段からコミュニケーションの中でこのノンバーバルコミュニケーションはフル活用しているのですが、ほとんど無意識のうちに行っています。
このノンバーバルコミュニケーションを意識するだけでも、コミュニケーションの技術はかなり向上します。
なかなか文章では表現しにくいのですが、下記の二つの文章を比較してみてください。
おはようございます。今日はとても良い天気ですね。一日元気よく過ごしましょう。 |
おはようございます(^^♪今日はとても良い天気ですね(#^.^#)一日元気よく過ごしましょう!(^^)! |
どうでしょうか?
ん?全く分からない?
それは受け付けられません(笑)
というのは冗談ですが、文章でも、「顔文字」を入れるだけで、文章の印象は違ってきます。
つまり、リアルコミュニケーションの場面では、表情や目線、身振り手振り、声のトーンを意識することで、相手が受け取る印象が変わります。
エネルギーのキャッチボール
コミュニケーションはエネルギーのキャッチボールです。
良いエネルギーを送ると、良いエネルギーが返ってきます。
悪いエネルギーを送ると、倍返しだ!です。
つまり、コミュニケーションに問題がある場合は、多くは「エネルギーを送る側」に問題があります。
送る側のエネルギーが中途半端なら、中途半端なエネルギーしか返ってこないのです。
コミュニケーションが上達する2つの方法
ここまで読んで頂ければもうお分かりだと思いますが、コミュニケーションを上達させる為に最低限必要な事はたったの2つです。
- 相手の事を知る
- ノンバーバルコミュニケーションを意識する
この2つを行うだけで、今のコミュニケーション能力が数倍に跳ね上がります!
兎に角コミュニケーションが苦手と言う人は、この2つを実践してみてください。
特に、相手の情報をきちんと把握すると、話が途切れても、次の話題に切り替えることが出来ます。
コミュニケーションが得意な介護職員さんの殆どが、利用者さんの情報を頭の中にインプットしています。
ですから、話を続けることが出来るのです。
実は3つ目が存在した!
今回は、コミュニケーションの技術として最低限必要な2つに絞って話をしました。
コミュニケーションの技術にはまだまだ細かい技術が存在するのですが、一度に沢山伝えても、実践出来ないでしょう。
このブログでは、直ぐに実践出来る事をより簡単に記事にしていきたいと思います。
今まで苦手だったことが少しでも、改善されたら、楽しくなりませんか?
人生は楽しんだもん勝ち!です!(笑)
と、少し話がそれましたが、実はコミュニケーションには、技術ではない方法が存在します。
その3つ目の方法は「相手を好きになる」ことです。
皆さんは、好きな人が出来たらどうしますか?
四六時中その人の事を考えていませんか?
そして、その人の情報を小さなことでも収集しませんか?
そうです!
相手に興味を持つと自動的に情報が頭に入ってくるのです!
3つ目は、「相手に興味を持つこと」です。
ただ、この部分に関しては、「技術」ではどうにもなりませんので、技術としてはお伝えしません。
どうしても馬が合わない人には興味すら湧かないからです。
なので、この3つ目は番外編ですね!
まとめ
今回は最も重要は2つの技術と1つの番外編な方法をお伝えしました。
相手の知ることと、ノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)を意識することです。
それと、相手に興味を持つことです。
早速明日から始める事が大切ですので、実践してみてくださいね!
何事も、読むだけで実践できなかったら、無駄な知識になりますので!
ノンバーバルコミュニケーションの細かい技術については、後日記事にしますね!