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認知症の人には、「物忘れの自覚がない」と言われるけど、本当にないの?

2020/05/23
 
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seiichi
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よく、認知症の人は物忘れ(記憶障害)があり、「物忘れしたことを忘れるから自覚がない。」と言われます。
しかし本当にそうでしょか?
私は、介護の仕事を始めてから25年間認知症の方とかかわってきました。その経験から言わせて頂くと、答えは
「NO」です。
正確に言えば、「自覚がある場合と、自覚がない場合がある」です。
今日は、その部分について掘り下げていきます。
 

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認知症の記憶障害(物忘れ)

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認知症のなると必ず出現するのが「物忘れ(記憶障害)」です。記憶障害には、「短期記憶障害」「長期記憶障害」に大きく分けあられます。この記憶障害が、認知症の「自覚」の部分に大きくかかわってきます。まずは、認知症の基礎を理解する為に、下記の記事を参考にしてください。

参考:認知症ケアの基本の「キ」は、記憶障害の「キ」である。

タイプ別記憶障害の出現の仕方

上記の参考記事でも説明をしていましたが、認知症の記憶障害はタイプによって出現の仕方が違います。

・アルツハイマー型認知症の場合は、緩やかな坂を下るように進行していきます。その進行は20年前から始まっていると言われています。ですから、周囲が記憶障害に気が付いた時には、ある程度進行した時です。


・脳血管性認知症の場合は、脳梗塞や脳出血といった疾患を発症してから記憶障害が出現する為、ある日突然起こります。ただ、脳梗塞や脳出血などの症状があり、四肢の痺れや頭痛、意識消失、片麻痺などの症状が出た後に記憶障害が出現しますので、脳血管障害が起きたら脳血管性認知症になる可能性が出てくることが予測できます。


・レビー小体型認知症の場合は、初期の段階では記憶障害はあまり起きません。記憶障害より先に「幻視」が出現する場合が多いです。(経験談)小動物や子供が見える幻視が出現した場合はレビー小体型認知症を疑う必要があります。これも、病気の進行と共に記憶障害が出現していきます。

・前頭側頭型認知症の場合も、初期の段階では比較的記憶障害は出現しませんが、理性を抑えることが難しくなる為、反社会的な行動が多くなります。これも、病気の進行と共に記憶障害が出現します。

記憶障害で起こる日常生活での問題

記憶障害が起こることで、日常生活に様々な支障をきたします。

・物の場所が分からなくなる。

・約束を守れなくなる。

・同じものを何回も買ってくる。

・メモしたメモをどこにやったかわからなくなる。

・自宅や家族の電話番号がわからなくなる。

・自宅の住所がわからなくなる。

・身内や友人の顔がわからなくなる。

・同じ事を何度も訪ねてしまう。

などです。

そして、日常生活をスムーズに行えなくなります。これを繰り返すことで、記憶障害の初期の段階では「自分が何かおかしい」と気づきます。ただ、何がおかしいのかわからくなるのが認知症の特徴でもあります。

周囲の変化による認知症への気づき

なんとなく「自分がおかしいのでは?」と気が付き始めた頃に、次のそれに気が付くのが周囲の対応の仕方の変化です。

・妙にやさしくなる。

・何回も同じことを聞くと言われる。

・何回も物をなくすといわれる。

・周りがそっけなくなる。

・周りがやたらと自分の付いて回るようになる。

・「ボケている」と言われる。

・家族や身内がイライラしている。

などの環境の変化があり「自分が原因になっているのでは?」と考えます。認知症の場合、「認知機能が低下する」ことにより、その低下を補う為に「感覚機能敏感」になります。ですから、まわりの変化にとても敏感です。


認知症の方と接しているとこんな場面に遭遇します。例えば、私が体調不良を隠して仕事をしているとします。スタッフにその事実はバレずに仕事をしていても、認知症の方と接すると、「あんたどうしたとね?具合のわるかとね?」と聞かれることがあります。25年の経験の中で、これが何度もありました。これは周囲の人の状況を察知する感覚が鋭くなっている証拠ですね!


このように、人一倍周囲の環境に影響されるのです。

まとめ

このように、認知症のなると記憶障害が出現します。その記憶障害は、認知症の原因疾患によって出現し仕方は様々です。

さらに、認知症の初期の段階では記憶障害が低下しても、そのほかの「判断力」や「理解力」は比較的維持されていることが多いです。

その為に、自分がなんだか出来なくなっていることや周囲の反応が今までと違うことで、「自分は認知症である」ことに気が付くことがあります。

また、現在では「認知症」自体が多くの一般の方にも理解されています。

「認知症とは?」が普及することで、認知症を理解している方が認知症になることで、「認知症になっても、自分が認知症であることを自覚してる」ことが多くなってきているとも考えられます。

HDS-R(長谷川式認知症スケール)の開発者である、長谷川和夫先生も自らが認知症になって、本当に認知症の大変さに気が付いたと話されています。


それでは今日はこの辺で!

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