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認知症の徘徊は、本当に「徘徊」なのかを考える

 
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「徘徊」とは、当てもなく彷徨うって意味です。

認知症の方が歩き回っているのは「当てもなく彷徨っている」のでしょうか?

いつも読んで頂いてありがとうございます。

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認知症の方が歩き回っている姿をみて「あぁーまた徘徊してる」とか「徘徊で困るんだよね」と言ってませんか?

それって本当に徘徊??

皆さんが「徘徊」と呼んでいる認知症の方の行動を、中核症状と行動・心理症状から考えてみました。

 

徘徊という言葉

この記事の冒頭でもお伝えしたように、「徘徊」という言葉の意味は、「当てもなく彷徨う」です。

徘徊とは

名](スル)あてもなく、うろうろと歩きまわること。

「街中を徘徊する」

goo辞書より

辞書にも書いてあります。

認知症の方は本当に当てもなくうろうろしているのでしょうか?

 

可能性を考える

認知症の中核症状には、「記憶障害」があります。

今自分がいる場所が分からなくなって、自分が知っている場所を探しているとしたらどうでしょうか?

その時点で「徘徊」ではなくなっています。

また、「失語」が起こり「トイレ」の文字が分からずにトイレを探していたらどうでしょうか?

これも「徘徊」ではありません。

このように、認知症の方には認知症の方の考えや理由があったとしたら・・・

簡単に「徘徊」と言うのはとても失礼だと思いませんか?

 

記憶障害が起こると何がおこる?

中核症状の記事でも少し解説しましたが、記憶障害が発症すると何が起こるのでしょうか?

関連:認知症ケアを格段に楽にする中核症状の理解。

なぜ自分がここにいるのか分からない」

という事が起こります。

そうです。記憶がないのですから、どうやってここに来たのか、何の目的でここに来たのか、誰が連れてきたのか、周りにいるのが誰なのか分からないのです。

とりあえず、ニコニコしながら名前を呼び近づいてくるのが、ここのスタッフであろうことはわかります。

ですから、そのスタッフに色々と尋ねたりするのです。

そして、見たことがない場所から自分の知っている場所に移動する為に、歩き始めるのです。

すると、そのスタッフみたいな方が、「〇〇さんダメですよ!座っててください!」って声を掛けます。

ただ単に、知っている場所に移動をして安心したいだけなのです。

 

認知障害がおこると何がおこる?

認知症障害が起こると、失認や失行、失語などが起こります。

失語が起こったらどうでしょうか?

トイレの表示が認識できなくなります。

さらに、「トイレ」という言葉が出なくなります。

すると、トイレに行きたいけどトイレの場所が分からず、「トイレ」という言葉を伝える事も出来ずに、ずっと歩いて探すという行動になります。

運良くトイレにたどり着いて、トイレを認識出来れば排泄に繋がりますが、トイレも認識できなかったら排泄という行為まで行えないこともあります。

 

行動をひもとく必要がある

ここまで読んで頂いた方は、私達が徘徊と呼んでいる認知症の方にはちゃんと理由があることを何となくでも理解していただけたと思います。

ただ、その人その人で歩き回る理由は違います。

その理由を見つけることが最も重要です。

その理由を見つける為には普段からその方と接し、その方の行動を細かく分析する必要があります。

分析することで、その行動の理由が見えてきます。

 

疑ってみる。

言葉で伝える事の出来る方が「トイレ」といっても、本当にトイレとは限りません。

もしかしたら、「トイレ」という単語しか出てこないのかもしれません。

もしかしたら、「玄関」と言いたいのに「トイレ」と言ってしまうのかもしれません。

「家に帰る」の家は、今の自宅ではなく、記憶の中にあるずっと昔に住んでいた家かもしれません。

はたまた、妄想の中で作られた家かもしれません。

認知症の方が発する言葉をきちんと受け止めながら、その言葉が本当にその言葉の意味で使われているのかを考えることも重要です!

 

まとめ

認知症の方の行動・心理症状「徘徊」という短い単語で片づけてしまうのは、あまりにも悲しすぎると思います。

その行動には、必ず何らかの理由を含んでいます。

その理由が分かった時に始めて、

「認知症の方に寄り添うという事がどういうことなのか」

が分かると思います。

是非、「徘徊」という言葉で終わらせずに、行動・心理症状を考えてみてください。

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