人生は楽しんだもん勝ち!

認知症ケアは、認知症の方の「現実」に合わせる事が、その方の安心に繋がる。

2019/04/03
 
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seiichi
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認知症の方の訴えに合わせた方がいいの?

それとも、現実をちゃんと教えた方がいいの?

そのような質問を受ける事があります。みなさんは、どのように対応しますか?

人生は楽しんだもん勝ち!ドキドキワクワクした人生を送りたい!そんな人生を本気で目指している、ドキドキlife seiichiです。

この質問に対しては、私は「認知症の方に合わせましょう!」とお答えします。何故、そのように返答するのかは、認知症という病気を理解すればわかります。

認知症の症状

他の記事でも書いていますが、認知症の症状には「記憶障害」「認知障害」があります。

参考:認知症ケアに必要な5つの基礎をまとめていました。

つまり、この二つの障害により、引き起こされることが、私達の「現実」と認知症の方の「現実」に乖離を生み出します。

記憶障害が引き起こす事

人間は記憶を基に生活を行っています。皆さんが、何気なく行っていることの全てが記憶に基づいています。

私達が安心して生活出来ているのもこの「記憶」のおかげです。

  • 何故、ここに居るのか?
  • 昨日は何をしていたのか?
  • 明日は何をすればよいのか?
  • 家は何処か?
  • 仕事は何か?
  • 自分は誰か?

など・・・

これが分かっているから、安心して生活できるのです。

しかし、その記憶を失うとどうでしょうか?

例えば、知らない場所で、知らない人達と、初めての仕事をしなければならないのに、何も教えてもらえない・・・不安で不安でしかたないと思います。

認知症の方は、とてつもない不安な状態が常に続いています。

今の記憶が無いのですから、残された記憶を頼るしかないのです。

その残された記憶が、私たち介護を行う側の「現実」と認知症の方の「現実」との乖離を引き起こすのです。

認知障害が引き起こす事

認知障害が起こると、認識力が低下して行きます。

場所が認識できなくなり、自宅なのに自宅と理解出来なくなる。

顔が認識出来なくなり、夫や妻が分からなくなる。

今まで使えていた道具が使えなくなる。

などです。

つまり、認知障害でも不安が大きくなるのです。

記憶と認知の2つの障害を理解する。

ここまで説明すれば、私の過去の認知症ケアの記事を読んでいる方ならもうお分かりと思いますが、認知症の方は、「残された記憶と残された認識力」で生活しているのです。

改めて説明を行えば、認知症は記憶を失い、認識力を低下させる病気です。

ですから、記憶と認識が低下する事を理解していれば、介護を行う側の現実を伝える事が、認知症の方を不安を強くすることが分かります。

認知症の方の現実

例えば、80歳の認知症の方に「おいくつですか?」と尋ねると、「60歳です!」と答えられる方が居ます。その時その方は60歳なのです。

もっとわかりやすく言えば、60歳の時の記憶で生活をされているのです。

そうなると、今住んでる家とは違う場所で生活していたかもしれません。旦那さん(奥さん)もご存命だったかもしれません。お孫さんがまだ学生で、結婚していなかったかもしれません。

など、80歳である現在とは違っていたのだと思います。

その「認知症の方の事実」をうけとめることなく、介護をする側の現実(今の現実)を伝えても、認知症の方は混乱し、行動・心理状態を引き起こす事になります。

時代のズレには、介護側が合わせる事である程度、対応が出来る事が分かって頂けたと思います。

被害妄想への対処

次に現実とのズレから起こる被害妄想に対してですが、この場合1番多いのが「もの取られ妄想」になります。これもまた、記憶と認識力の低下で起こる事は、理解出来ると思います。

この場合、大抵は近くに居る人がターゲットになります。

そして、ターゲットになった人は必死に「自分はやってない!」と説明します。

しかしその時、認知症の方の頭の中では、あなたが犯人だという「事実」が作り上げられているのです。

ですから、どんなに否定してもその事実は変わらないのです。

では、どのように対処すれば、良いのでしょうか?

それは、

「その場から離れる。」

です。

認知症の方にとっての「現実」は、あなたが「犯人」なのです。ですから、あなたがどんなに説明をしても、その「現実」は変わりません。

介護職の方には真面目な方が多いので、「犯人」ではないことを必死に説明しようとして、相手の興奮がエスカレートすることもあります。

不謹慎な言い方をすれば、認知症は忘れる病気ですので、しばらく時間を置いて「犯人」であったことを忘れてくれるまで、見守ることも大切です。

実際に、私も何度も犯人にされました。しかし、しばらく時間をおくことで、犯人であったことを忘れてもらい、一緒に探し物をしたこともあります。

まとめ

後半は少し話が逸れましたが、認知症の方は介護側の現実とは乖離したことを訴えることがあります。

しかしそれは認知症の方にとっての「現実」です。

その現実に合わせる事が出来るのが、「記憶」することができる介護側の人達です。

そのことを忘れることなく、現場に出ることが出来れば、認知症ケアは少し楽になります。

では、今日はこの辺で!

ありがとうございました。(#^.^#)

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